てしかが極寒CMコンテスト2014
【受賞作品】
作品名:白鳥物語「寒いからこそ」 制作:やちVision氏
【講 評】
- (審査員:川本勇氏)
地上波放送する前提で様々な要素を含んでいる作品を選びました。「わかりやすさ」「ユーモア」「冬の美しい映像」「素人の手作り感」。BGMの変化、SEはいいと思いますがアフレコの精度が上がればベスト。 - (審査員:渡辺浩司氏)
白鳥の擬人化と、恋物語がシンプルで楽しい。カット割りもなかなか、もうちょっとイメージが広がればもっといいかな。 - (審査員:山田雅義氏)
楽しく拝見しました。アフレコのセリフ、がんばってますね~お友達?と楽しく制作しているシーンが目に浮かんでニコニコしながら拝見しました。でも、ストーリーはもっともっと面白くできるのでは??そして、2作品といわず10作品くらい応募していただきたい(笑)来年は、さらにグレードアップした続編を期待しています。もしも、このコンテストが続いていればですが、、、、。(笑) - (審査員:水越武氏)
アイデアが面白く、とても斬新です。
作品名:TESHIKAGA 美しく煌めく Objet 制作:nori yama氏
【講 評】
- (審査員:山田雅義氏)
弟子屈の極寒の冬ならではの、不思議な氷のオブジェクトを映像コラージュした美しいアート作品。「nori yama氏」は、今回、3作品も応募してくださいました。他の2作品もすばらしいのだが、「風景」も「動物」も出てこないこの作品が、僕は一番気にいりました。「弟子屈の不思議な氷のオブジェ」が、視聴者に与えるであろう「ビジュアルインパクト」を高く評価したい。今回エントリーされたアート系の作品のなかでは、この「nori yama氏」の作品がひときわ群を抜いていたように思う。この方向の作品は、映像の「クオリティ」が大切です。これだけの美しい映像を撮影するには、作者は何度も、さぞかし寒い思いをされたのに違いないのです(笑)惜しむらくは、この美しい映像がTVCMだと、たった30秒で終わってしまうこと。3分程度のショートムービーで見たいと思うのは、私だけでは無いはず。ただ広告としては言葉足らずで気の利いたコピーが欲しいところだ。TVCMというより、あくまでも「アート作品」としてこの作品を選びたいと思う。 - (審査員:水越 武氏)
もっとも映像が美しくストーリー性もあり、完成度も高く、この作品を選びました。 - (審査員:川本 勇氏)
キレイ!アートな風景という切り口もいい。もう一種類アートな映像欲しかったですね。一枚だけでも屈斜路湖全体のアートな絵があってもよかったのでは。テロップの出し方は要工夫。
作品名:くせになる 制作:げんごろう氏
【講 評】
- (審査員:渡辺浩司氏)
弟子屈の寒さ、厳しさを楽しく明るく表現されていると思います。見る人それぞれが独自の解釈で受け止めることが出来、ほのぼのとした感覚に包まれます。 - (審査員:山田雅義氏)
こういった意表をついた表現アプローチは、個人的にも大好きです。映像クオリティはかなり高く、タイトルワークもいい感じです。牛の人形はもしかしてオリジナルですか?既製品だとしても、ほどよいかわいらしさで良いチョイスだと思います。光の当たり方、バックのボケ味もナイスです。スタジオ撮影ですよね?なかなかの力作です。さて、残念なのは、もうひとひねりが足らないこと。「くせになる」、、、なるほど?だからどうなの?そこをどうプラスするかで、爆笑CMにも、泣けるCMにも、ほのぼのCMにも大化する可能性があります。惜しいです。実に惜しい(泣) - (審査員:川本 勇氏)
ワンカット押しの思い切った作品。その勇気に拍手を送りたいと思います。テロップの出し方、字体、BGM、風のノイズ、素晴らしいと思います。15秒作品ならさらにベストでしょう。
作品名:私の好きな朝の弟子屈 制作:まみ氏
【講 評】
- (審査員:渡辺浩司氏)
美しい弟子屈の朝、早起きをして覗いてみたい異空間の厳しい寒さをうまく表現していると思います。 - (審査員:川本 勇氏)
風景の美しさはピカ一。タイトルに「私の好きな弟子屈の朝」という主観が入っているところもいい。広い絵での美しさが素晴らしい。